住まいの提案、栃木。 vol.2 (P50〜)掲載情報

(有)丸ちょん木材

代々所有する山林から切り出した木材を使い、
木を知り尽くす匠が手がけた和風モダン住宅

K邸の最大の見所は、邸宅の趣を感じるリビング&ダイニングである。目を見張るのは樹齢70年以上のヒノキ材を用いた9寸角の大黒柱。床一面に貼った無垢のナラ材やドイツ漆喰の壁と響き合う。

特筆したいのは住空間とマッチした薪ストーブで、その煙突は階段室にあたる吹き抜け空間から2階の天井まで伸びている。暖まった空気を建物全体に循環させるための設計上の工夫で、空間の有効利用にもつながった。同社が得意とする外張り断熱工法と組み合わせることで、寒さの厳しい日光市でも温かく快適に過ごせる住まいになった。ちなみに、薪ストーブの熱源に使う木材は、所有する山から切り出したナラ材とか。自然の恵みを有効利用している点にも注目したい。

見所はほかにも。リビング&ダイニングとキッチンを仕切る2枚引きの建具は総ヒノキづくり。その大きさは1枚の幅が1m80㎝、高さは2m50㎝と破格だ。もちろんK邸の住空間に合わせた特注品で、言うなれば建具職人の会心の作である。
匠の技がいかんなく発揮された住空間は、木の魅力に満ち溢れている。

この施工例の我が家マーク

邸宅の趣を感じるリビング&ダイニング。K邸の建坪は約47坪とゆったり

リビング&ダイニングとキッチンを仕切る、総ヒノキづくりの2枚引きの建具(写真中央奥)

薪ストーブを囲む壁は深岩石を使用。木と石の素材感が際立つ

2階の階段室付近から1階を見下ろす。薪ストーブの煙突は空間の〝魅せ場〟になっている

リビングと隣り合う8帖の和室。木目が特徴的な建具は希少な日光杉並木のスギを用いた

スタイリッシュなキッチンまわり。ガラス戸の先は半屋外のパティオに通じる

ダイニングからキッチンを望む。吹き抜けの階段室によって空間がより広く感じられる

      主寝室の奥にある納戸。天井・壁・床ともヒノキ材を貼った

      浴室と隣り合う洗面スペース。木の香りが漂う

      浴室はメンテナンスの手間と使い勝手を優先してシステムバスを選んだ

      トイレの造り付けの棚にも希少な日光杉並木のスギを使用

ビルダー情報

会社名 (有)丸ちょん木材
代表者名 代表 沼尾 克
建築業許可番号 栃木県知事許可(般-27)第24775号、宅地建物取引業:栃木県知事許可(2)第4530号、二級建築士事務所:栃木県知事登録(B)第4123号
所在地 〒3212412 栃木県日光市倉ケ崎新田21-5
電話番号 0288-22-2115 FAX番号 0288-21-2142
営業時間 定休日
設立 資本金
業務内容 建築物の設計、建設、リフォーム、木材の加工、製材、プレカット製材の製作、販売
取扱い工法 外張り断熱工法(木造軸組)
価格の目安
アフター保証 住宅瑕疵担保責任保険
取扱いエリア 宇都宮、県北、県西
取扱い坪単価 50万円/坪~ 施工実績
ホームページ http://maru-chon.com/
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