ビルトインガレージのある家
ハーレーから始まった、100％趣味の家づくり

いつか映画で見た古き良きアメリカの邸宅のよう。サイディングを施した白亜の外壁やモノトーンのタイルが印象的なポーチ。入る前からオーナーのセンスが印象強く伝わってくる。優雅なガレージドアが開くとご主人が愛してやまないハーレー・ダビッドソンがお出迎え。夫妻の憧れを全部注ぎ込んだW邸は、100%「好き」でできた家。

Wさんが真っ先に希望したのは、愛車ハーレー専用のガレージだった。以前住んでいた家は特にこだわりなく建ててしまったというWさん。50代になって二世帯住宅を建てることになり、「今度は徹底して好きなものをカタチにする」と決めたのだそう。奥様も「残り半分の人生はとことん好きなことをやって楽しく暮らしたい」と、気持ちは同じだった。ガレージ雑誌などで熱心に研究し、ハーレーがよく似合うアーリーアメリカンスタイルの家づくりが始まった。夢が実現するきっかけになったのは、自身もアメリカンテイストが好みだという（株）ホームアシストの清水康行氏との出会いだった。「清水さんには本当にたくさんわがままを聞いていただいちゃいました」とWさん夫妻は口を揃える。イメージ通りの部材が見つかるまで輸入代理店をあたって探し回ってくれたり、どこでコストを抑え、どこにお金をかければいいかアドバイスをくれたり。