おもてなし大好き夫婦が建てた
サークルリビングとインナーガレージのある家。

直線と曲線がシンクロする外観の独創的なプロポーションは、セイケンハウスの得意とするところ。西面道路という立地条件を踏まえ、強い陽射しと通りからの目線を遮るため、開口部を少なく、さらに玄関へと導くエントランスを長く取ることでプライバシーを確保した。重厚な玄関ドアを開けると、ゆったりとしたホールが広がり、ギャラリーのような凛とした空気が流れている。この白い空間で、ご夫妻は「我が家へゲストを招き入れる歓び」を実感する。南側に隣家が迫っていることもあり、生活の中心となるLDKと水回りは2階にレイアウト。とびきりの笑顔で迎えてくれた子どもたちに案内されて階段を上がり、リビングドアを開けると、そこには今まで見たことのない驚きの光景が…。
誰もが「ステキ！」と声を出さずにはいられないLDKは、約40畳もの大空間で、リゾートさながらのラグジュアリーな雰囲気。床は600角の白い鏡面タイルを一面に張り、より高級感を醸し出している。黒い革張りのソファが絶妙にマッチしたモノトーンの世界は、インテリア雑誌の表紙にもなりそう。全長7メートルにも及ぶ南面のフルオープンサッシを開けると、広いバルコニーが外と中を繋ぎ、アウトドアリビングとして多目的に過ごせる。リビングと隣接した小上がりの和室も備え、雛人形や五月人形を飾ったり、客間やゲストの寝室として活用している。