和やかな集いや語らいを育む
畳リビングと縁側デッキの家

明るい日差しに映える赤瓦の屋根と杉板張りの外観
おしゃべりを楽しむ縁側のようなデッキや集いやくつろぎの場となる畳のリビングなど
心豊かに和やかに家族が暮らせる家が実現した。

　「沖縄を旅して伝統的な古民家のたたずまいに心ひかれた」とおっしゃるご主人が希望されたのは、沖縄の民家をイメージさせる素焼きの赤瓦の屋根や、縁側のようなL字型のウッドデッキを採用した暮らしやすく実用的な住まい。
　トイレや浴室など毎日使う場所はゆったりとした広さを確保、冷暖房コストを考えてリビングはコンパクトなサイズに、引き戸を用いて客間となる和室との間が仕切れるようになっている。和室には藁を漉き込んだクロスが採用されていて、なぐり調のインテリアボードを組み合わせた黒を基調にした床の間など、モダンなテイストでまとめられている。「ささら天井が好きなので、現場で大工さんと相談したところ、現代風格天井のようなスタイルに仕上げてもらうことになった」とご主人。
　約13畳大のビルトインガレージは、雨降りでも濡れることなく買い物の荷物などを家の中に運び込めるのでとても便利。車の用具だけでなく、自転車やアウトドア用品などが収納できるよう十分な広さが確保されていて、裏庭への勝手口も設けられている。玄関横にはご主人のお父様のための和室が設けられ、室内や廊下にしっかりした手摺を設けて安全に配慮している。