機能性を最優先に働く女性の視点で考えた
シンプル＆モダンな家

家事がスムーズにこなせるよう無駄を省いて、機能性を追求したシンプルな家
それでいてちょっと贅沢気分も楽しめる・・・
仕事と子育ての両立をがんばる奥様がさまざまな工夫やアイデアを盛り込んだ
暮らしやすさを実現する住まい

　奥様が「暮らしやすく、飽きのこないシンプル＆モダンな家」をコンセプトに設計された住まい。内装は明るいトーンのフローリングと建具、白いクロスでスッキリ統一され、機能性を最優先に、収納スペースを十分確保した間取りプランのほか、主婦目線で家事がしやすいよう細かな配慮が随所になされている。
　例えばキッチンは、手元が隠せる立ち上がりカウンターや、収納力を高める吊り戸棚が採用されている。「魚はフライパンで焼くのでグリルは不要」と、グリルのない横３連のIHクッキングヒーターをチョイス。カウンターはダイニング側が物入れになっていて、今はお子さんのおもちゃの収納に活用されている。
　さらに、キッチンから洗面、勝手口のあるドライエリア、玄関、リビングダイニングと回遊できるようにして、家事に便利な動線を確保。室内用物干を天井に設置したドライエリアには、勝手口から取り込んだ洗濯物がすぐ片付けられるよう、収納棚が造り付けられている。玄関ホールに続くため、ご家族のコートなども収納できて、「子どもの着替えや保育園の準備がここでできるので、とても助かる」と奥様。
　多色使いで表情豊かなサイディングの外壁はご主人がこだわられたもの。外構も奥様が描かれた図面を基に、シマトネリコ、ヒメシャラ、ユーカリなど、センスよく植栽が配置されている。