可愛いだけじゃない
安全快適で機能的な無添加骨太住宅

　家事動線にも配慮した白い可愛い家、家族が安心して暮らせる自然素材の強い家、本物の健康住宅にこだわる創り手が住み手の思いにていねいに応えて実現したのは、心地よいぬくもりに包まれる無垢の家だった。

　「昔からよく知っている地元の工務店なので安心してお願いできたこともありますが、何よりも大喜工務店さんが提案する無添加骨太住宅の考え方に強く共感しました」とご主人。同社では平家建や2階建であっても、全ての基礎を3階建基準の高強度のベタ基礎とし、これが標準仕様になっている。そして、自社倉庫で十分年月をかけて自然乾燥させ、くるいがなく、より強度を増したヒノキの無垢材や、ほたて壁などの自然素材だけを用いた健康的な住まいづくりを追求している。
　「白い可愛い家に憧れていた」と奥様の思いに応えたN邸も、ただ可愛いだけでなく、大黒柱や四隅の通し柱全てに長い年月をかけて自然乾燥させた８寸角（24㎝角）のヒノキ材を採用するなど、大きな安心感に包まれて家族が健やかに暮らせるしっかりした構造になっている。１階は柱を見せない漆喰塗りの大壁造りでモダンな印象に、２階は柱が見える真壁造りで雰囲気を変えるなど、細かなところまで心配りがゆき届いている。
　外断熱通気工法としての空気の流れとは別に、建物内部の空気の流れも充分考えられているため、夏場は室内に熱気がこもらないようになっている。風がよく通って涼しく、冬は蓄熱暖房を中心にエアコンを補助的に使う程度で、暖かく快適に暮らせるという。