夫婦で探したこだわりの地で無垢を愉しむ
古き良き"町家"の新たなカタチ

古き良きものは伝えて生きたい…。新しさの中にも懐かしさや温かみのある家を…。そんな家族の夢を叶えた『雨楽な家』が歴史ある城下町という希少な地に誕生した。

白壁の土蔵が水面に映る八幡堀。虫小窓、格子戸など、切妻造桟瓦葺、平入の木造建築が碁盤目状に配された伝統ある街並み「近江八幡」。そんな風情ある地にこだわり、土地探しからはじめられたK様ご夫妻。
「主人の仕事の関係で2年前に初めてこの地に移り住み、住み心地の良さや温かい近隣の人たちに魅了されてしまったんです。友達もたくさんできましたし、子どもにも恵まれたことで、賃貸ではなくもっとのびのびと過ごしたいと思うようになって…」
しかし、千葉県に住むご主人の両親は大反対。それもそのはず、お2人が見つけた土地は、間口6m奥行き36mといったうなぎの寝床。しかも隣家とつながる古家付き。荒川建設は「はじめは驚きましたが、お話を聞く中で、この地にこだわる施主様の思いを実感しました。大手ハウスメーカーには難しいとされる形状地こそ、当社が得意とする分野です。新たな家作りの可能性に、職人共々意気奮闘しました」と話す。