理想の温熱環境と化学物質のない低炭素住宅
「そよ風＆無添加住宅」

漆喰、木、石などの天然素材を使い、化学物質や合成接着剤なしで仕上げる無添加住宅。次世代ソーラーシステム「そよ風」と組み合わせることで自然のリズムに沿った快適な暮らしが可能になった。

4歳と2歳のお子さんを持つ4人家族の鹿島家。上のお子さんが小学校に上がるまでに、と家づくりを決めた。まずは住宅展示場へ行っていろいろな家や工法があることを知る。そんな中でケンテムハウスと出合ったのは、住んでいたマンションの近くで見た完成見学会ののぼりだったという。「近所でやっているなら、と軽い気持ちでした。実際に訪ねたら『こういう家に住んでみたい』と素直に思えたんです」と二人は口を揃える。白や薄いベージュで統一された雰囲気もよかったが、一番ひかれたのは「無添加で家を建てる」ことだった。「家族がアレルギーを持っているわけではないんですが、長く住むことを考えると、安心は欠かせなかった」とご主人は言う。
ケンテムハウスが無添加住宅とパートナーシップを結んだのは7年前のこと。今では150社を数える代理店がまだ10社くらいの頃で、新潟では1社目だったと取締役の高杉彰さんは言う。「合成接着剤や化学建材など体に悪いものは使いません。私自身、新築したマイホームで子どものアレルギーを発生させてしまったという苦い経験をしたので、自然で健康な家づくりには格別の思いがありました」。無添加住宅は、ライフスタイルや予算、健康への関心度などに合わせて3つのタイプを用意している。ノンケミカルに徹したもっとも健康的なCタイプ、スタンダードなSタイプ、そして様々な仕様を取り入れやすいNタイプ。鹿島家は、相談の結果、Sタイプで建てることになった。