住まいnet新潟 vol.27 (P66〜)掲載情報

(株)清新ハウス

ワンフロアで暮らし、つながる2世帯住宅

1階が親夫婦、2階が息子家族。互いのライフスタイルを尊重し、
ワンフロアで暮らしながら寄り添う家族の形がそこにある。


 住宅街の一角にたたずむS邸は、築30年ほどの家を、息子家族と暮らす2世帯住宅へと建て替えたもの。長く海外へ単身赴任していたSさんの帰国、息子夫婦にお子さんが誕生するなど、それぞれのライフスタイルが変化するタイミングに合わせ、新しい家での生活をスタートさせることとなった。
 選んだビルダーは数年前にモデルハウスを見学し、気に入っていた清新ハウス。「無垢材を基調にしたナチュラルな雰囲気がよくて、フィーリングが合うな、と思っていました」とSさんは振り返る。2世帯住宅ということで、清新ハウスが提案したのは、それぞれの世帯がワンフロアで暮らしつつ、玄関とお風呂を共用にして、つながりを持たせるプランだ。
 1階はS夫妻が暮らすフロア。ご主人がこだわったのは、打たせ湯やオーバーヘッドシャワー、ベンチなどを備え、充実したバスタイムが過ごせるお風呂。さらに、洗面や着替えなど身だしなみをすべて整えることができるサニタリースペースが希望だった。設計を担当した中村綱喜社長は「共用するお風呂と、プライベートなサニタリールームを隣接させながら、それぞれに独立性を持たせる工夫をしました。家事動線を考えると、キッチンとのつながりも必須。ご要望を叶える間取りになったと思います」と話す。一方、奥さまからの要望は対面式のキッチンと、仕事で使うことも多いパソコンを置く書斎だった。 ……続きは誌面でどうぞ

親世帯、子世帯の共有スペースである玄関。玄関ホールに階段を設け、独立性を確保。右側にシュークローゼットがあり、家族全員分の靴を収納できる

ダイニング側からLDKを望む。キッチンの壁の向こうが洗面・脱衣室で、ぐるりと回れて家事がしやすい動線になっている。床は足にやさしいスギの無垢材

1階、親世帯のダイニングキッチン。無垢材と奥さまが好きなグレーでまとめ、落ち着いた大人の空間に仕上がった

キッチン横にある奥さま用の書斎。リビングとの間に本棚スペースを設けることで、つながりながらも集中できる空間となった。机はプリンターを置くことを想定して奥行きを確保

2階、息子世帯のLDK。中心にある柱は、お子さんが小さいこともあり、角のないスギの磨き丸太に。奥に見える畳スペースは、将来、壁を付けて子ども部屋にできる

造作収納が充実しているキッチン。奥に見えるスペースはパントリー。十分な広さを確保してある

キッチンの上部に設けた吊り棚は、お酒好きの息子さんがアルコールの瓶を並べて飾りたいというオーダーに応えたもの

共有するお風呂は階段脇に。正面のドアの向こうが階段。親世帯の洗面室との間はドアで仕切られている。1階と2階の水回りを上下に配置し、音の対策も万全

ビルダー情報

会社名 (株)清新ハウス
代表者名 中村綱喜
建築業許可番号 建設業許可 新潟県知事(般-27)第26125号、一級建築士事務所 新潟県知事(ホ)第2704号、宅地建物取引業 新潟県知事(4)第4345号
所在地 〒9560014 新潟県新潟市秋葉区福島167-2
電話番号 0250-24-4151 FAX番号 0250-24-4152
営業時間 定休日
設立 1991年 資本金 1,300万円
業務内容 住宅の設計・施工・監理、土地・建物(不動産)の売買・賃貸・管理及び仲介、店舗の設計・施工、カフェ運営、古民家再生事業、家具販売
取扱い工法 木造軸組工法
価格の目安
アフター保証 (株)ハウスジーメン、住宅保証機構(株)
取扱いエリア 下越、中越
取扱い坪単価 40〜80万円未満、80万円以上 施工実績
ホームページ https://www.seishinhouse.com
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