暮らしやすさとデザイン性が同居

天然木のやさしさが家族の暮らしをそっと包み込む。
子どもの成長とともに変化するライフスタイルに合わせて、
さまざまな住まい方を提案し、家もまた進化してゆく。


　長岡市の花園南に建つ+d house／今村工務店のモデルハウスは、「お子さまの成長やライフスタイルの変化に対応できる家づくり」がコンセプト。無垢材のやさしい風合いに包まれたその家は、子どもの成長を見守りながら、心地よく暮らし続けるためのアイデアが随所に散りばめられている。
　たとえば、リビング内に設置する「リビング階段」と、リビングを介さずに玄関ホールから直接２階へ上がる「ホール階段」のどちらを選ぶか。これはプランニングを考える上でもっとも悩ましい問題の一つだが、+d houseでは、リビングと階段の間に半透明のポリカーボネートの引き戸を設けることでこの悩みを解決してみせた。子どもが小さいうちはリビング階段としてお子さまの帰りを迎えられるように、成長して思春期を迎える頃には引き戸で仕切ってプライバシーを保てるようにと、二通りの使い方ができる。冬の寒い季節には、引き戸を閉めればＬＤＫだけをすぐに暖められ、開ければ暖かい空気が２階にも上がっていく仕組みだ。家族のつながりを大切にしつつ、プライバシーも保てる一石二鳥のデザインは、家族が心地よく暮らすことに重心を置いた+d houseならではの提案だ。　……続きは誌面でどうぞ