住まいnet新潟 vol.26 (P42〜)掲載情報

(株)高田建築事務所

三角形の土地に
緑とつながる住まい

ガルバリウムの箱が浮いているような外観。
トンネルを抜ければ中庭と緑を囲む
L字型の住まいに出合う。変形の土地と
緑を取り込むという命題から、この形が導かれた。


 二人とも県外出身だったが、お子さんが大きくなるにつれ、自然と「長岡に自分たちの家を持とう」と思い始めたという鈴木夫妻。いろいろなビルダーを見て回った後、高田建築事務所に決めたのは「担当してくださった方の感じがとってもよかったんです」とご主人は振り返る。「とても親身になってくれました。質問すると、一つ一つ丁寧に答えていただけたので、ここなら任せられると思えて」。そんな気持ちを後押ししたのが、1枚のスケッチだった。もし、その土地に家を建てたなら、どんな家ができるのか─。担当者が手描きで仕上げたイメージ図に、二人は強く、心を掴まれたという。
 土地を仲介したのも高田建築事務所だった。すぐそばに遊歩道のある緑豊かな場所。ただし、土地に面した道路は車の往来が激しく、何より、形は三角だった。果たして家が建つのか。素人には不安の多い変形地も、プロにとっては「個性的な住まいができる」と魅力的に映っていたらしい。
 「もともと当事務所には『個性ある住まいづくり』という理念があります。お客さま一人一人の個性を生かすのももちろんですが、土地の個性を生かすのもその一つ。三角形の土地を見た時、ほかにはない家ができると確信しました」。そう話すのは、営業設計を担当した清水靖子さん。鈴木家の家づくりは、「土地を読む」ところから始まった。 ……続きは誌面でどうぞ

遊歩道から見ると、家は中庭を囲んだL字型になっている。2階はどの部屋からも緑が眺められるように設計

玄関まわりには壁にレッドシダーを張って。向こう側には子ども部屋からつながるデッキも設けられている

ゆったりとした玄関ホール。ダークな色合いを好むご主人に応えて、色や素材を提案したという

遊歩道の緑を大きく取り込んだLDK。斜めの天井と上部のフレームを隠した窓により、景色が存分に楽しめる。リビングスペースは下に掘り込んで、見える景色を操作している

斜め天井にレッドシダーを張ったLDK。ダイニングテーブルの裏には小さな書斎コーナーを設け、リビングスペースとの間にはゆるやかな仕切りとして格子を設けている

ひとつながりのLDKは、リビングスペースとダイニングキッチンのレベルを変え、さらに木格子の仕切りを設けることで区切っている。天井はレッドシダー、床はウォールナット

リビングスペースを掘り込むことで、床がベンチ代わりにも使える

2階にある和室。和のアイテムを使いながらも上品に、モダンに仕立てられている

ビルダー情報

会社名 (株)高田建築事務所
代表者名
建築業許可番号 建設業登録 新潟県知事 許可(特‐20)第16730号
所在地 〒9401105 新潟県長岡市摂田屋5-6-22
電話番号 0258-36-1230 FAX番号 0258-35-8185
営業時間 定休日
設立 資本金
業務内容
取扱い工法 木造在来工法、RC造、鉄骨造、SE構法、混構造、他各種工法
価格の目安 平均的坪単価 40〜80万円未満
アフター保証 住宅保証機構による10年保証、JIO日本住宅保証検査機構による10年保証、自社による定期点検
取扱いエリア
取扱い坪単価 施工実績
ホームページ http://www.takada-arc.com
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