住まいnet新潟 vol.25 (P70〜)掲載情報

デジモ?/(株)モリタ装芸

暮らしを楽しむ
ナチュラリストの住まい

アウトドアと料理好きなO家にとって
テラス、納戸、アイランドキッチンは必須だった。
テラスを部屋と考え、外と内をつなぐ設計が
家族の願いを、限られた空間で実現した。

 初めは、家を建てるつもりはなかったとO夫妻は言う。お子さんが3人になって、広いところを探し始めたが、見ていたのは中古住宅や建売住宅だった。「ただ、既成の間取りだと、自分たちの暮らしに合わないと分かってきて。しかも思ったより高かったので、それなら建てた方がいいんじゃないかと思い始めたんです」。O家の暮らしとは、たとえば奥さまはパンを作り、うどんを打つほどの料理好き。ご主人は屋外で魚をさばき、ピザを専用の釜で焼き、コーヒーは豆から焙煎する。しかも環境調査という仕事柄、業務でも海に潜ったり、冬山へスキーで入ったり。アウトドアが生活の一部で、とことん暮らしを楽しむ。そんなナチュラリストの一家に、既成の間取りが合わないのは当然だろう。そこで一家は、自由設計のビルダーを探し、オープンハウスに行き始めた。「木を使ってシンプルに仕上げているところに絞りましたが、会社で5、6社、家は20~30軒は見たと思います」。デジモ?/モリタ装芸との出合いは、近所で行われていたオープンハウスだった。「建てている時から気になっていたんですが、できあがって見に行ったらすごく良かったんです」。家族の集まる場所が確保されていること、家事動線や使い勝手が良さそうなこと、そして家具などの造作。最終的に同社に決めたのは、耐震や断熱についても、Oさんの希望に沿って、一緒に新しいことに挑戦しようと前向きで果敢な姿勢だったからだという。「既成に捉われていない」。それが決め手だった。 ……続きは誌面でどうぞ

玄関を入ってすぐ、左手が納戸。外遊びの道具や仕事に使う装備などが収納されている

左手にテラスを囲んだL字型のLDK。一枚板のテーブルとキッチンは一直線でつないでいる。背面には造作の棚と、使い続けてきたナラ材のキャビネット。床はデジモ?のオープンハウスで見て気に入ったボルドーパインに

ダイニングスペースの隣には引き戸で仕切ることのできる畳のスペース。キッチンカウンターとつなげたテーブルはオリジナルで製作してもらった

ダイニングキッチンの手前にリビングスペース。リビングとテラスも近く、気軽に出入りできる。またソファの隣にはピアノを置く場所も確保された

ダイニングの一角にはペレットストーブ。分譲地であることからペレットを選択したという

キッチンカウンターや壁の吊り棚、アイランドの作業台などはすべてデジモ?の造作

テラスに面したアイランドキッチン。奥さまが料理好きで「粉物もよく作る」と聞いて床はタイルに。正面、壁に面して書斎スペースが設けられている

鎧張りのレッドシダーとLDKに囲まれたテラス。「外遊びも本気」という一家の暮らしを聞いて床はコンクリートに

子ども部屋や寝室などがある2階。部屋をつなぐ廊下のような空間には、本棚を造作して有効活用。上にはロフトも備えられている

ビルダー情報

会社名 デジモ?/(株)モリタ装芸
代表者名 森田順一
建築業許可番号 建設業許可/新潟県知事(般-29)第22502号、二級建築士事務所/新潟県知事(イ)第9802号、宅地建物取引業/新潟県知事(3)第4735号
所在地 〒9500951 新潟県新潟市中央区鳥屋野4-18-10
電話番号 025-284-3558 FAX番号 025-283-9268
営業時間 定休日
設立 1975年 資本金 1,000万円
業務内容 商業施設の設計・施工、一般木造住宅設計・施工、リノベーション、家具、不動産取引仲介
取扱い工法 木造軸組工法
価格の目安
アフター保証 株式会社日本住宅保証検査機構(JIO)
取扱いエリア 下越、中越
取扱い坪単価 40〜80万円未満、80万円以上 施工実績
ホームページ http://www.dejimo.co.jp/

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