軽やかなインダストリアルのテイストで統一

国道沿いに立つ真っ白なガルバリウムの家。
インダストリアル系でまとめられた室内は
自然素材を使った断熱材のおかげで、冬は暖かく、夏は涼しさに包まれている。

　二人目のお子さんが生まれて、家を建てることになったW夫妻。求めていたのは、デザインと性能を兼ね備えた住まいだった。「建てるのなら、デザインにはこだわりたかった。とはいえ性能をないがしろにしたくもなかったんです」。二人がそう思い至ったのには、アパート暮らしの不満があった。「夏は、家に戻ると熱がこもってサウナみたいになっていましたし、冬はエアコンだけでは足りずにファンヒーターを併用していました」。住宅展示場や完成見学会に足を運びながら理想を探したが、なかなか満足できる住まいに出合えなかったという。そんな時、気になるチラシを見つけた。バンホームが期間限定で公開していた「ブルックリンスタイル」と名付けられた長岡のモデルハウスだった。「最初に引かれたのはデザインでした。古材や古いレンガを使って、ダークな色合いで仕上げた感じが良くて」とはご主人。早速、予約を入れて訪れたところ、暖かさにも驚かされた。「一番寒い時期だったと思うんですが、家の中にエアコンは二台だけ。しかもその日は一台しかつけていないと聞いて」。一方、奥さまは「ＬＤＫがカフェみたいで素敵でした。オリジナルでつくったという収納や家具、小物に至るまで統一されていて、こんな部屋で暮らしたいと思いました」と振り返る。二人はさらに、同社の採用している健康的な暮らしを重視した工法を聞くにつれて気持ちは傾き、プランをお願いすることになった。　……続きは誌面でどうぞ