JAPANESE MODERN
大工の技と心が生きる和モダンの家

無垢の木材の心地よさ、一年中快適なWB工法、
そして、住む人の気持ちに寄り添う大工の技と心。
井坪工務店の家の魅力を凝縮した
新しい和モダンスタイルの提案。


　和モダンスタイルをテーマとした、井坪工務店の新しいモデルハウスが飯田展示場に完成しました。目指したのは「上質な普段着のような家」。
「普段着」ですからよそ行きの晴れ着ではなく、気づけばいつも袖を通しているようなお気に入りで、体によく馴染み、自分らしくいられる服でしょう。そして上質ということは、決して華美ではないけれど素材が良くて、つくりが良くて、サイズがぴったりで着心地も良い。流行り廃りに左右されず、シンプルで長く付き合える――そんな服だと思います。
　では、住まいに当てはめると、どのような形になるのでしょうか。
　国産の無垢材をはじめ厳選された自然素材を使うこと。日本の風土との相性がいい伝統的な在来軸組工法を用いること。四季を通じて快適に暮らせる工夫が、空間構成や仕組みにも見られること。それらを最大限に生かす職人の技があること。住む人の毎日を思い、気持ちに寄り添ってつくること。経年変化に美を感じ、長く住みたいと思える家であること。井坪工務店はそう考えました。
　出来上がったモデルハウスを見てみましょう。外壁はジョリパットによる校倉仕上げ。手仕事が生む風合いは格別です。軒天の板張りや軒樋も日本家屋らしい美観を備えています。ただ美しいだけなく防火や耐火、通気断熱ＷＢ工法を生かす通気性などの機能面でも優れています。　……続きは誌面でどうぞ