住まいnet信州 vol.29 (P46〜)掲載情報

工房信州の家/(株)フォレストコーポレーション

手をかけて育て愛おしむ家

家のことに関心を持ち、庭づくりやDIYに精を出していると
思いと手間の分だけ家は育つのかもしれません。
引き渡しから2年、その家は以前より素敵になったようです。
今日も近くに住む親族が集まってきました。
まるでここが皆の我が家みたいです。

 3世代6人で暮らすM邸に、近くに住む親戚がやってきて、総勢16人のバーベキューパーティが始まりました。女性陣がキッチンで準備した食材は、子どもたちも手伝って庭へ運びます。ウッドデッキに面したリビングの窓も、土間サロンのそれも開け放ち、人が行き来します。今日のゲストは、この家のご主人にとっては兄弟家族。おじいちゃんおばあちゃんにとっては子や孫であり、皆自分の家にいるように動きます。乾杯の後もその雰囲気は一緒で、いったいここは誰の我が家やら。
 ふと気付けば家の中を抜けていく風が心地よく、ここは森の中かと錯覚するほど。しかも風通しのよさは自然の風ばかりでなく、皆さんの仲のよさにも感じます。オーナーのM夫妻はじめ各人の人柄に負うところが大きいのでしょう。
 ご主人は「家の中と外の境目がないこと」をこの家が好きないちばんの理由に挙げました。屋外と屋内の行き来をスムーズにするのは、工房信州の家の代名詞、土間サロンであり、大きなデッキです。
 またLDKは、世帯ごとで別々にしたくないからと、1階の中心に広々と確保しました。一方、2階には子世帯のための共有スペースがあったり、ご両親の寝室の上には部屋をつくらなかったりと、互いに気遣い、自分たちの時間を大切にしながらも、6人でくつろぐ時間を大切にしています。 ……続きは誌面でどうぞ

3世代6人家族がゆったり過ごせるように、たっぷりスペースを確保したリビング。正面の窓からウッドデッキに出られる。

土間サロンで日本酒を酌み交わす。大人の時間でありながら、閉じこもらないオープンさが土間サロンの魅力。

土間サロンが屋外と屋内ののりしろになる。両者をつなぐことで、自然のなかに暮らすように風通しがいい。

両親の居室である和室からはリビングへ、土間サロンや縁側からは屋外へのアクセスがいい。

アイランドキッチンには、リビング側に収納棚を設けた。大家族でもすっきり物が片付く工夫の一つ。

梁に使ったのは、M家の持ち山の樹齢100年を超えるアカマツ。自分たちで伐り出した材が、今は家族がくつろぐ空間を支えている。

吹き抜けから見下ろすと、リビング、和室、土間サロン、ウッドデッキが連なり、2階も含めて一体となった空間である様子が分かる。

子世帯の共有スペース。左手の窓からは、槍ヶ岳や穗高岳などの北アルプスも望める。ここで宿題をしたり、読書をしたり。

ビルダー情報

会社名 工房信州の家/(株)フォレストコーポレーション
代表者名
建築業許可番号 長野県知事(特-19)2990号
所在地 〒3960027 長野県伊那市ますみヶ丘7352-1
電話番号 0265-73-8333 FAX番号 0265-73-8061
営業時間 定休日
設立 資本金
業務内容
取扱い工法 エアパスソーラー工法
価格の目安 平均的坪単価 60〜80万円以上
アフター保証 お引渡し後の訪問(1・2・6ヵ月)と、定期点検(1・2・5・10年)
取扱いエリア
取扱い坪単価 施工実績
ホームページ http://www.kobo-shinshu.com
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