住まいnet信州 vol.27 (P132〜)掲載情報

(株)幸和建設

愛車も家族になれる家

居住空間とガレージを見事に融合させた家がある。
幸和建設社長の自宅であり、時にモデルハウスにもなる宮下邸だ。
まずは車ありきで始まった住まい。
車を眺めながら心地よく暮らしたい人には必見だ。

 ピッとリモコンを1プッシュ。ずしりと重そうなガレージの扉がスルスルと上がり、エンジンルームをあらわにした1台のオープンカーが登場した。この「ホンダS2000」をコンセプトにしてつくられたのが宮下邸だ。
「前の車庫がほとんど〝猫の住処〟だったので絶対インナーガレージにと決めていたんです」と語るのはこの家の主で一級建築士の宮下さん。
 この家は幸和建設の社長である宮下さんが家族のために3年前に建てたもの。以前は賃貸住宅で暮らしていたが、新築を機に自社で設計・施工した。図面はもちろん社長自ら引いた。
 玄関を入るとすぐにLDKで、隣のガレージにはピカピカに磨かれた愛車が! LDKからは間を仕切るガラス扉越しに愛車を眺めることができ、扉を引けばLDKとガレージが一体となる設計。16畳のLDKは、ガレージへと視線が抜けることでより広がりが感じられ、さらに南の窓からは外の風景や自然な光と風がたっぷりと入ってきて、リゾートにいるような心地良さだ。 ……続きは誌面でどうぞ

玄関側から見たガレージ。愛車を置くだけでなく、メンテナンスをする際にも、家から直接出入りできるインナーガレージはとても便利だ。

大きな吹き抜けのある16畳のLDKは、温かみのある木の色とご主人の好きな白を基調としたナチュラルな空間。450㎜幅の梁を渡すなど、技術を駆使して柱のない一体感のある大空間を実現した。

春には花桃、初夏にはバラなど色鮮やかな花が咲いて四季折々の風景を楽しめる宮下邸。「ここからの眺めは見飽きることがありません」と奥様。ガレージの「ホンダS2000」や自転車が家族の一員のように収まっている。

視線が抜けて明るく気持ちのいいインナーガレージ。奥の壁には、家紋の「六文銭」をイメージして、正方形の小窓を6個並べた。外から見たときのしゃれたアクセントにもなっている。

実物の色を見に県外まで行ったこだわりのキッチン。背面収納はものをすべて隠せるようにしてもらった。右端はパントリー。手近にあるので作業効率がいい。

全体が一つにつながる大らかな空間。「1階からごはんだよ〜と声をかければ、すぐ返事が返ってくるコミュニケーションのとりやすさも魅力ですね」

美ヶ原や遠く蓼科山を望める2階のハイサイドウインドー。

個室を最少限にしてリビングを広くした2LDKの宮下邸。個室の一つがこの子供部屋。壁や仕切りを少なくすることは、建築費のコストダウンにもつながるという。

美しいバラや芝生など豊かな緑に囲まれた明るい庭とテラス。バーベキューが大好きなご主人、忙しい日々のなかでも休日は家族とここでホームパーティを楽しむことも多いという。芝生はご自身で張ったとか。

ビルダー情報

会社名 (株)幸和建設
代表者名 宮下 博道
建築業許可番号 建築許可番号/長野県知事許可(般-27)第16250号、一級建築士事務所/長野県知事(上小)E第6Y201号、管理建築士/国土交通大臣第121224号
所在地 〒3860151 長野県上田市芳田468-6
電話番号 0268-36-3399 FAX番号 0268-36-3838
営業時間 定休日
設立 資本金
業務内容
取扱い工法 木造在来軸組工法、S造工法、RC造工法
価格の目安
アフター保証 住宅瑕疵担保責任保険〈(株)日本住宅保証検査機構〉
取扱いエリア 東北信を中心とした全県
取扱い坪単価 50万円〜80万円以上 施工実績
ホームページ http://www.kowa-kensetsu.jp

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