住まいの提案、熊本。 vol.21 (P68〜)掲載情報

(株)沢工匠

吹き抜けリビングとガレージのある家

熊本地震で被災し、人生2度目の家づくり。
耐震性とデザインを兼ね備えた一棟が完成した。



すべての間取りに余裕を持たせ、
のびのびと住まうことができる空間。

 昨年末、ご長男の高校受験前に完成。「落ち着いて試験に臨めたので本当に良かったです」と語るH邸の奥さまは、ご主人と3人のお子さまがいる5人家族。熊本地震で益城町の自宅が全壊。「子どもたちのためにもう一度建てよう」と決意し、今回がご夫婦で2度目の家づくりとなった。家づくりは、地元でも評判の沢工匠に依頼。耐震に強いといわれる「2×4工法」を採用、建坪54坪というゆとりのある住空間に仕上がった。
 玄関左手には、ヘリンボーン組の木製の壁。温かみのある色合いが家族を包み込んで迎えてくれる。中に入って目を引くのは、縦と横に広がりのある大きな吹き抜けリビング。白と黒を基調にしたその空間は、リビングとキッチンを合わせて30畳ほどの広さ。窓の外にはウッドデッキ、また続きになっている和室の扉を開けると、さらに大開放の空間に。耐震面を考えた柱と梁が安心感を与えている。リビングの壁全面が沢工匠の得意とする漆喰仕上げである点も注目だ。天然100%の素材を手作りした漆喰は、左官技術の高さで同社の強みの一つとなっている。「外出から帰ってきたときに部屋がひんやり冷たいという感じがしないし、ストーブだけでリビングが暖まるのは漆喰の効果も大きいかも」。これから迎える蒸し暑い熊本の夏にも、その調湿機能に優れた力を発揮しそうだ。 ……続きは誌面でどうぞ

他の実例と「我が家マーク」

玄関ポーチに耐震補強の柱。通りからの目隠し効果も。

車1台を収容できるインナーガレージ。雨に濡れずに乗り降りも可能だ。

ヘリンボーンを壁に使用したエントランス。高級感を感じる演出だ。

高さと広さがある吹き抜けの効果で開放感満点のリビング。奥の和室の扉を開けると、さらに30畳のLDK空間が広く感じる。

間接照明が空間をお洒落に演出。アイランドキッチン周りの床には、汚れ対策でタイルを敷いている。

吹き抜け空間の耐震補強に柱と梁を設けた。

吹き抜け空間の耐震補強に柱と梁を設けた。

日本伝統とモダンさを感じる和室。障子の灯りと間接照明で雰囲気のいい空間に。押入れ下の収容スペースや天井にもこだわりを感じる。

各居室へとつながっている2階の廊下。ゆとりのある造りで、子どもたちの勉強スペースとしても利用OK。

ビルダー情報

会社名 (株)沢工匠
代表者名 代表取締役 高沢 則行
建築業許可番号 熊本県知事許可(般-19)第12393号
所在地 〒8612232 熊本県上益城郡益城町馬水886
電話番号 096-286-6524 FAX番号 096-286-1654
営業時間 9:00〜17:00 定休日
設立 昭和60年2月 資本金 500万円
業務内容 一般木造住宅、2×4、店舗設計施工管理、リフォーム全般、不動産事業
取扱い工法 在来軸組工法・2×4工法
価格の目安
アフター保証 住宅瑕疵担保責任・地盤保証・各メーカー保証
取扱いエリア 熊本県全域
取扱い坪単価 40〜60万円未満 施工実績 年間16棟
ホームページ http://www.sawakousyou.com
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