住まいの提案、熊本。 vol.19 (P64〜)掲載情報

(株)沢工匠

テナント付き住宅という選択

熊本市内で人気の住宅街。往来の耐えない通り沿いに建つ、
テナント付住居は沢工匠の建てた新しい一棟だ。


 往来の絶えない通りに建つ黒のガルバリウム鋼板と白壁に木の組み合わせがカッコいい構え。熊本市内で有数の人気を集める住宅地に誕生した沢工匠の新築A邸は、1階にテナント、2階に住居という造りの一棟。1階部分のテナントから家賃収入を得ながら、家づくりにかかる全体の費用を支払っていくスタイルで、これから家づくりを考えている人に、「建て方」の選択肢の一つとして参考になる住まいだ。
 今回A邸の「テナント付の家づくり」プランを一から計画したのは、沢工匠が建てる住宅の一部の設計を請け負っている「デザインワークス・ソエル」の荒木孝行氏だった。「不動産屋さんの知り合いに紹介を受けた土地ですが、『ここはテナント付住宅がいける!』と確信しました。何人か打診をしたのですが、その時は話が進展しなかったのですが…」と荒木さん。テナント付住宅を想定する場合、業種にもよるが小売業やサービス業の場合、その土地で商売が成り立つことが前提。必然的に土地代も高くなり、自己資金もある程度必要となる。ただ、テナント付住宅の家賃収入以外のメリットとして、支払い年数を抑えやすくなるなども挙げられ、将来設計や土地の条件など全体的に判断する必要がある。最終的に荒木さんは実弟のAさんにこの話を持ちかけたところ、Aさんにとってとなるメリット面が多く、今回建てることになった。テナント付き住宅の利点について、将来的に起業する可能性があり、その際は1階部分を事務所として利用ができるという腹づもりもあったという。 ……続きは誌面でどうぞ

他の実例と「我が家マーク」

住居側の玄関。通り沿いには目隠し壁を設けた。

2階リビング。和室を併設し、キッチンとはあえて空間を別にしている。

リビングには薪ストーブを設置している。憧れの “炎”が身近にある暮らし。

リビングには薪ストーブを設置している。憧れの “炎”が身近にある暮らし。

リビングとわけるためにキッチン室を設けた。

和室。2畳の広さがあれば十分寝っ転がれる。ゲスト用の小部屋としても利用可。

書斎。狭くなく、広すぎることもなく絶妙な広さで仕事に打ち込める。

壁に取り付けた照明までこだわった寝室。窓際にワークスペースのカウンターを設けた。

ビルダー情報

会社名 (株)沢工匠
代表者名 代表取締役 高沢 則行
建築業許可番号 熊本県知事許可(般-19)第12393号
所在地 〒8612232 熊本県上益城郡益城町馬水886
電話番号 096-286-6524 FAX番号 096-286-1654
営業時間 9:00〜17:00 定休日
設立 昭和60年2月 資本金 500万円
業務内容 一般木造住宅、2×4、店舗設計施工管理、リフォーム全般、不動産事業
取扱い工法 在来軸組工法・2×4工法
価格の目安
アフター保証 住宅瑕疵担保責任・地盤保証・各メーカー保証
取扱いエリア 熊本県全域
取扱い坪単価 40〜60万円未満 施工実績 年間16棟
ホームページ http://www.sawakousyou.com
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