住まいの提案、熊本。 vol.19 (P58〜)掲載情報

(有)村田工務店

建築家と創った、土間のある家

伝統の手刻み工法×日本有数の建築家と創る家。
村田工務店の新スタイルで建てた新築が完成した。


 大正より平成の現在まで、4代にわたってシェア率1%といわれる「手刻み工法」にこだわり続ける村田工務店。宮大工にはじまる伝統の技術を継承しながらも、気密・断熱性など現代技術を積極的に取り入れてきた。その同社が新しい試みに挑戦中だ。「BDAC style」という日本トップクラスの建築家と建てる家づくり。その最初の一棟となったN邸が2018年9月、益城町に完成した。
 家の前には田畑が広がり、飯田山の頂きを望むロケーション。士業を営むNさんは、ご職業柄、忙殺される毎日を送っており、気持ちを安らげられる自然に触れられる住環境で過ごしたい、と中古住宅付きで購入したこの土地を気に入っていた。しかし、熊本地震で自宅が全壊。新築を決めた。「『木がたくさん使ってある家』に住みたいと夫婦で考えが一致しました」とNさん。県内の住宅メーカーや工務店にターゲットを絞り、数社に話を聞いて回っていたところ、住宅業界に精通した知人より紹介を受けたのが、手刻みにこだわる村田工務店だった。「見えないところにお金をかけている。だからおすすめ」という。応対したのは村田社長だった。「思えば、(初対面の時から)村田さんのプレゼンが上手だった(笑)。初対面で熱い人だなと、心が動かされていました」と振り返るNさん。「私は『棟梁を指名できますよ』と言われた時に心が躍らされました。もともと大工さんとか伝統の技とか好きで…結局、指名はせずにおまかせしたのですが」と奥さま。同社に依頼することを決めた。 ……続きは誌面でどうぞ

他の実例と「我が家マーク」

玄関からキッチンまで土間が続いている。

薪ストーブがあるリビング。「火のある暮らし」を思い描いていた奥さまのこだわり。掘りごたつも造作したもの。

広々としたウッドデッキが楽しさを想像させる。

光と風をたっぷりと採り入れられる吹き抜け空間。

ステンレス製のキッチンもオーダーメイド。天板にモールテックスを採用している。

造作のキッチンパントリーの収容力も抜群。

二階には多目的スペースを造作。

強化ガラスを敷いたキャットウォーク。

ビルダー情報

会社名 (有)村田工務店
代表者名 代表取締役 村田 英樹
建築業許可番号 熊本県知事(般-23)第2452号、 設計事務所登録/第1456号、 宅建免許/熊本知事(11)第1407号
所在地 〒8612106 熊本県熊本市東区東野2丁目6番地1号
電話番号 096-367-0811 FAX番号 096-365-8426
営業時間 定休日
設立 大正5年5月 資本金 2,600万円
業務内容 建築設計施工、土木工事設計施工、分譲住宅 不動産売買斡旋、外構、造園、エクステリア ほか
取扱い工法 在来軸組・手刻み工法
価格の目安
アフター保証 J I O 住宅瑕疵担保保険(10年)、シロアリ保証(5年)、地盤保証、完成保証
取扱いエリア 熊本市、市近辺
取扱い坪単価 40〜50万円未満 施工実績 年間20棟
ホームページ http://www.k-murata.co.jp
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