住まいの提案、熊本。 vol.13 (P32〜)掲載情報

BAUHAUS./(株)木村建設 住宅事業部

住み手の距離感と
生活動線に優れた23坪の平屋

23坪の居住空間を活かしきった平屋。シンプルでカッコイイ外観、
機能的で住み手の希望を叶えた空間設計まで、
アトリエ建築家の知恵とアイデアがつまった一棟だ。

 甲佐町の分譲住宅地に、アトリエ建築家との家づくりで評判を集めるバウハウスの新しい一棟が誕生した。大型ショッピングモールにほど近く、コンビニまでも歩いていける好立地。買い物に便利な側面に加え、辺りには田園と豊かな自然が広がっている。
 落ち着いたグリーンの外壁とシンプルな形状の外観が特長的なここF邸は、母と娘がふたりで暮らす平屋。延べ床面積は23坪。コンパクトな住空間は、アトリエ建築家ならではの緻密な計算と知恵、アイデアで成り立っている。新築の引き渡し前に行われた完成見学会では、40組超の来場で賑わったという。熊本地震を受け、「コンパクト設計の平屋」は、若い世代から上の世代まで注目を集めるカテゴリーの一つだ。
 広めのポーチと玄関は、ハーフガレージのような造り。雨の日に車をバックでつけると荷物を濡らさずに出し入れができる。月に1回帰省するご長男のバイクは、屋根のかかったポーチに置くことが可能。玄関を開けた先の正面には、開放感のあるLDK。視界の先にテラスを設け、空間に広がりがある設計になっている。
 F邸でもっとも印象的な設計は、玄関から入って左手に設けた「大容量の多機能ファミリークローゼット」。長めのパイプハンガーに母娘の服を集約し、着る服と着ない服が一目瞭然の機能的な造り。玄関から個室へと抜ける通路も兼ねたこの空間は、シューズクロークとファミリークローゼットの間に扉があり、急な来客時でも不要な物を一時的な避難場所として活用できる。他にも、独立型洗面台や室内干しスペースなど秀逸な水周り動線をはじめ、コンパクト設計の住空間には暮らしへの気遣いが随所に感じられる。 ……続きは誌面でどうぞ

駐車場はメイン1台、サブ1台のスペースを確保。玄関周りは空間にゆとりがある。ハーフガレージのような造りで、ご長男のバイクをポーチに置くことができる。

玄関をはいってすぐ目の前にLDK。さらに先にはテラスがあり、空間に広がりを感じる。左手には大容量のシューズクローク、ファミリークローゼットを設置。

家族で寛げる開放感抜群のLDK。リビングの横にテラスを設けることで、非常に明るいリビング・ダイニングを実現。LDKの奥にご長男の居室を設けた。床材には、耐久性に優れたアカシアの無垢材を使用。無垢材特有の節やムラを活かし、香りだけでなく、「素材感」や「マットな質感」も感じられる。

ご長男の居室から見たLDK。普段はLDKとつながり空間を広く見せることができる。ご長男の帰省時は、ロールスクリーンなどを設置すれば一部屋として使用OK。

LDKからみた玄関。茶色の壁には、コルク栓などを作る時に出る端材が使われている。調湿、断熱、吸音などのメリットがある。

コルクを使った壁の向こう側が大容量のファミリークローゼット。正面の扉がシューズクローク、玄関と個室をつなげる“裏動線”の役割も担っている。

Fさんお気に入りの空間の一つがキッチン。リビングの様子、窓の外の景色を楽しみながら調理ができる。キッチン後ろには収納スペースを確保。

LDKとつながったテラス。建築家の知恵で暑い時期の日射、風向きを考慮し、奥行きのある造りと壁に少し傾斜をつけているおかげで外からの視線も気にならない。

独立洗面台を採用。トイレの手洗いとしても兼用できる。

ビルダー情報

会社名 BAUHAUS./(株)木村建設 住宅事業部
代表者名 木村 賢正
建築業許可番号 特定建設業 熊本県知事(特)第648号、一級建築士事務所登録:熊本県知事登録 第1585号
所在地 〒8600863 熊本県熊本市中央区坪井6丁目17番15号-3階
電話番号 096-346-0230 FAX番号 096-341-3531
営業時間 9:00〜18:00 定休日 水曜日
設立 1950年1月 資本金 8,000万円
業務内容 戸建住宅新築・リフォーム工事、戸建・古民家再生工事、一般建築工事(商業施設・福祉施設・共同住宅等)など
取扱い工法 木造軸組工法×断熱構造パネル(R+パネル)工法
価格の目安
アフター保証 日本住宅保証検査機構(JIO)、10年間無料定期点検
取扱いエリア 熊本県全域
取扱い坪単価 50〜70万円未満/坪 施工実績
ホームページ http://www.kimura-bauhaus.jp/
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