住まいの提案、石川。 vol.5 (P76〜)掲載情報

樂家樂座 (株)TAKATA建築

自由とカスタマイズ!
「和・MIXスタイル」誕生

日本建築プラス自分流。住む人に合わせて成長する家。

 家づくりは、一生に一度の機会として語られることが多い。実際、ほとんどの人が「生涯の住処」という覚悟で挑むはずだ。それは一度建てると、一生同じ住まいで暮らすことを意味する。
 車や洋服と同じように、時代や年齢とともに流行やニーズが変化していく。簡単に買い替えることができない住まいの場合、より求められるのが柔軟性と可変性だ。
 自由に混ざり合い、必要に応じてカスタマイズされる。「中古住宅を、自分たちでアレンジしたような新築」。そんな画期的な新ジャンルの住まい「和・MIXスタイル」が、石川県に誕生した。立ち上げたのは、新築の古民家空間「樂家樂座(らくうちらくざ)」を提案するTAKATA建築である。
 同社がこれまで培ってきた和をベースに、たとえば洋やモダン、アジアやハワイなどのスタイルを自由にミックス。スケルトン部分(柱・梁など構造躯体)は流行に左右されない日本建築、インフィル部分(内装や設備など)は施主が自分流にアレンジする。すべてをプロが完結せず、あえて施主自らがDIY感覚で仕上げる「ノビシロ」も提案のひとつだ。 ……続きは誌面でどうぞ

他の実例と「我が家マーク」

玄関を入ると、左にバンブーアート。通り土間を進むと和室に突き当たり、木製格子戸を開けて玄関に入る。ペットのワンちゃんも通り抜け可能。欄間はグリーンの漆で仕上げた。

玄関を入ると、左にバンブーアート。通り土間を進むと和室に突き当たり、木製格子戸を開けて玄関に入る。ペットのワンちゃんも通り抜け可能。欄間はグリーンの漆で仕上げた。

 

 

梁や柱を現した日本建築をベースに、アウネ・ヤコブソンの照明やウィリアム・モリスの壁紙など、異国テイストを組み合わせた。意外なほど調和して、従来になかった独特の世界観を演出している。

内見会の際には、この家の雰囲気に合わせて本物の浮世絵が飾られた。日本、そして英国(壁紙)、北欧(シャンデリア)の共演。

和室のふすまには、日本芸術院会員で九谷焼作家の武腰敏昭氏の代表的図案「王鳥」がデザインされている。巨匠の図案が焼き物以外に無償提供されるのは異例。

全体にテッセンの花が描かれた食器棚。フリーハンドによるもの。Yさんの要望だったが、描き手も緊張しただろう。

ビルダー情報

会社名 樂家樂座 (株)TAKATA建築
代表者名 代表取締役 高田 寛司
建築業許可番号 石川県知事許可(般-24)第16551号
所在地 〒9218163 石川県金沢市横川4-180
電話番号 076-243-0151 FAX番号 076-243-0153
営業時間 定休日
設立 2008年 資本金
業務内容 一般住宅、樂家樂座、店舗、リフォーム・リノベーションの企画運営・設計・施工・販売 など
取扱い工法 木造軸組工法
価格の目安
アフター保証 住宅瑕疵担保責任保険(JIO10年保証)、地盤保証対応
取扱いエリア 石川県全域、富山県(地域限定)
取扱い坪単価 平均坪単価 55万円(諸経費一式、外構造園工事、照明器具など本体価格に全て含む) 施工実績 年間約20棟(うち樂家樂座15棟)
ホームページ http://www.takataworks.com/
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