リビング階段を通じて、家族の気配が伝わる家。

海のまち小樽にふさわしい、ネイビーブルーとオフホワイトのコンビネーション。
大きな窓からは近くの山も見晴らせ、四季を間近に感じることができる。
家が建って５年、子育てまっ盛りの家族を健やかに見守っている。

小高い丘の上から海を見下ろすこのまちに、Hさんご家族がマイホームを実現させたのは2008年の秋。一軒家を考えたのは、娘さんの誕生がきっかけだった。せっかく家をもつなら自由につくれる注文住宅がいいと思い、縁あってマルトモホームと巡り会った。
見学したモデルハウスは、ワイドな吹き抜けのもと日当りのいいリビングが広がる開放感あふれるものだった。ご夫婦はいっぺんに魅せられ、モデルハウスをお手本にした住まいづくりを希望。そして、南東面を大きく開いたプランを生かすべく、マルトモホームは土地探しからサポートし、現在の敷地を確保した。はじめに空間づくりありきで、それに合った土地の提案ができるのも、不動産部門をもつ同社の強みである。
完成したわが家には、吹き抜けの明るいイメージがそのまま再現され、ゆったり広いリビングは光満ちる空間に。吹き抜けと一体になった階段が住空間をひとつにつなぎ、どこにいても家族とのコミュニケーションが取りやすい。「家事をしていても、ただいま、お帰りがきちんといえるようにしたかったんです。子どもが大きくなったとき、どんな友だちを連れてくるのかも気になりますしね」と奥さま。2階のフリースペースで遊ぶ娘さんがリビングでくつろぐご主人に手をふるという微笑ましい光景も、この家ではごく日常的だ。