住まいの提案、北海道。 vol.55 (P116〜)掲載情報

lia Style

古き良きものを独自に解釈し
陰影ある豊かな空間にまとめあげた
新モデルハウス〈羅針盤〉。

 創成川通りと北18条通りが交差する交通量の多いロケーション。南に面した明るい敷地に、昨年末、リアスタイルの新しいモデルハウスがオープンした。建物中央には植栽と木製ルーバーで目隠しされたカーテンウォール、その両脇にはボリュームの異なる2つのハコが並んでいる。正面は遮るもののない南向きだというのに、あえて大きな開口をつくらない。日当たり重視という既成概念に背を向けるのも、リアスタイルらしい手法である。「ここは都心からも近く、立地的にかなり目立つ場所。ふつうに考えればモデルハウスには最適ともいえますが、実は、僕らなりに葛藤があったんです」と、プロデューサーの治部泰久さんは話す。
 リアスタイルといえば狭小敷地や変型敷地、傾斜地など、一般的には扱いにくいとされる敷地をむしろ歓迎し、不利な条件をその家の魅力に昇華させる住まいづくりで知られている。それがデザイン性やオンリーワンにこだわる人々に支持されてきた所以でもある。チャレンジングな姿勢こそ、リアスタイルの真骨頂。そんな自負があったのだ。スタンダードともいえる通り沿いの四角い土地に、デザイナーの野村徹さんは「どうやってリアスタイルらしさを表現するか」苦心したという。試行錯誤しながら行き着いたのは、変わらないもの、変えてゆくものを明確にし、シンプルに空間をつくりながら、すべてのクオリティを高めていくこと。その上で新しいチャレンジを加えたのが、このモデルハウスである。 ……続きは誌面でどうぞ

錆色の壁面が外と内との境界を曖昧にし、カーテンウォールの吹き抜け空間に一層の広がりを演出。

土間玄関から最初に視界に入るのがこの眺め。階段下の土間からガレージに出入りできる。

奥まったカーテンウォールとエントランスの庇に守られた窓で室内の光はやさしくおだやか。頭上の渡り廊下を行き来する家族を眺められるのも楽しい。

渡り廊下の左手が子ども部屋。天井や壁に開口部を設け、密室状態になるのを防止。

異素材のカウンターを壁付けしたキッチンは長さ5mのワイドスパン。

キッチンとのコミュニケーションも円滑な居心地のいいダイニング。

段差を設けた主寝室。そのまま布団を敷いても、マットレスを敷いてベッド代わりにしてもOK。

古いような新しいような、独特のデザインのステンレス洗面台。

ライティングにひと工夫を凝らしたトイレ空間。

ビルダー情報

会社名 lia Style
代表者名
建築業許可番号 建設業許可/北海道知事許可(般-30)石 第23267号、宅地建物取引業者免許/北海道知事 石狩(2)第7590号、一級建築士事務所/北海道知事登録(石)第5017号
所在地 〒0650018 北海道札幌市東区北十八条東1丁目1-28
電話番号 011-795-7602 FAX番号 011-795-7791
営業時間 10:00~18:00 定休日 水曜、木曜
設立 1984年4月3日 資本金
業務内容
取扱い工法 FP軸組工法他
価格の目安
アフター保証 無料点検あり(1年・2年)、無結露50年保証(ウレタン断熱パネル素材内部)
取扱いエリア
取扱い坪単価 50〜80万円未満、80万円以上 施工実績
ホームページ http://liastyle.jp/
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