住まいの提案、北海道。 vol.53 (P42〜)掲載情報

S・建築製作所(株)

造作家具をふんだんに取り入れた
住職一体の快適な暮らし。

 昨年12月に新居が完成し、生まれたばかりの赤ちゃんと新生活をスタートさせたSさんご夫婦。「ここから家族3人の歴史がはじまると思うと感慨深いものがあります」とご主人はいう。奥さまとは趣味のバレーボールを介して知り合い、結婚5年目にして念願の住まいを手に入れた。新しいわが家には共通の友人を招く機会も増え、それが楽しみでもある。
 約72坪の敷地には整体師であるご主人の診療所が建てられており、以前はこの診療所の裏手に建つ築50年ほどの家で暮らしていた。この古家付きの土地を購入したときからいずれ開業することを視野に入れ、数年後に診療所を開設。次に住宅の建て替えを決めたのだが、「古い家は寒くてカビや結露が発生し、がまんの限界。お風呂も狭くてドアのサイズも僕が出入りするのにギリギリな感じ」というのが、直接の動機となった。
 今回の新築にあたり、診療所とは別に住宅を専門に手がけるビルダーを探し、数社の候補から選んだのがS建築製作所だった。社長の柴嵜雄次さんはユニークな経歴の持ち主で、設計事務所に勤務していた20代後半、現場で実際につくることを突き詰めたくなり28歳にして大工へ転身。工務店で基礎から建て方を学び35歳で一人親方として独立、現在の設計・施工を両立させるS建築製作所設立に至る。そんな柴嵜さんの親身な雰囲気や、木をたくさん使うところが決め手になったそうだ。希望した通りのイメージがダイレクトにカタチになる住まいづくりに、絶大な信頼感を寄せていたという。 ……続きは誌面でどうぞ

手すりをはじめ、最少限のラインで潔く仕上げた“稲妻階段”はご主人の希望。キッチンの正面でも圧迫感を感じさせない。

玄関を入った階段脇に洗面カウンター。帰宅と同時に手洗いの習慣を。

ナラの風合いが美しい玄関収納の左手が、ご主人が経営する診療所への出入り口。

吹き抜けのもとゆったり広がるリビング。テレビ背後の壁面を南洋材ゼブラの突き板で仕上げ、木目を市松模様に組んで空間を表情豊かに演出。

リビングダイニングキッチンと、2階のフリースペースが一体となったダイナミックな住空間。上下階で会話を楽しむことができ、360度回遊できるアイランドキッチンで家事動線も快適。

階段を昇りきったところがフリースペースになっており、リビングを見下ろせる。

キッチンから階段を上り下りする家族はもちろん、室内全体が見渡せ子育てママも安心。奥のリビングへはキッチンの横を通過して。

厚めのステンレスのカウンタートップや収納ボックスを一体化させたオリジナルデザインが魅力。

ビルダー情報

会社名 S・建築製作所(株)
代表者名
建築業許可番号 建設業許可/北海道知事許可(般-29)石第19770号 一級建築士事務所/北海道知事登録 (石)第5432号
所在地 〒0010906 北海道札幌市北区新琴似6条9丁目3-3 2F
電話番号 011-762-1245 FAX番号 011-762-1246
営業時間 定休日
設立 資本金
業務内容 建築物設計・施工・リフォーム設計・施工
取扱い工法 木造・RC造全般
価格の目安
アフター保証 住宅建設瑕疵担保責任保険(JIO)に加盟、1年点検
取扱いエリア
取扱い坪単価 60万〜80万円未満 80万円以上 施工実績
ホームページ http://scp-j.net
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