住まいの提案、北海道。 vol.53 (P92〜)掲載情報

(有)土屋建設

無垢材を多用した古民家風の設えに、
通り土間を設けた住まい。

 古いものに愛着を感じるご夫婦と、高校生の長女・中学生の次女が暮らす住まい。実は、ご家族にとって2軒目となるマイホームである。以前は中古住宅をリフォームして暮らしていたが、築40年を過ぎたところで寒さに耐えられなくなったのだ。「リフォームといっても元の家に手直ししたぐらいだったので、こんどは思い切り自由に自分たちの好きな間取りにしてみたかった」とご主人はいう。各社のオープンハウスもいろいろと見学したが、化学物質や工業製品であふれる住空間はご夫婦ともに受け入れることができなかった。「やっぱり木の家がいいなと。いい匂いがして、素足でも気持ちよく過ごせるような」。
 無垢の木で家を建てるビルダーに焦点を定め、ようやく出会ったのが地元伊達に本社のある土屋建設だった。内覧会に足を運ぶと、まず清々しい木の香りが出迎えてくれた。自然と「いいね〜」が口をついて出る。薪ストーブに広い土間、ワクワクするような空間を体感し暮らしの夢が広がった。「前の家は片流れの大きな屋根が特徴のちょっと別荘風の家でした。非日常的な雰囲気があり、娘たちも気に入っていたんです。新しく建てる家も、よくある四角い家ではつまらない。土屋建設さんにお願いしたのは、“変な家”を建てられますかと。すると『できます、得意です!』と頼もしいセリフが返ってきました」。 ……続きは誌面でどうぞ

フィアット専用の窓付きガレージ。普段は外壁と同じ道産杉の折戸を閉じて。

カーポートの奥の玄関回りも木のぬくもりでいっぱい。

土間の奥を右に折れると和室へ続く廊下へ。タタキにあしらった石の花模様は娘さんのアイデア。

土間からダイレクトに開けるオープンフロア。中央にキッチンが見える。

階段の下には飾り棚を造作。好きなものを並べたくなるスペース。

ダイニングキッチンは無垢材を濃い茶色で塗装した古民家風のインテリア。格子入りの建具や和室のステンドグラスが空間にマッチ。キッチン裏のバックヤードからダイニングへ出られる快適動線も魅力。

昭和の漫画コレクションを一堂に収めた総桐仕立てのライブラリー。お宝ルームにふさわしく、寝室の奥にひっそり設けられている。

子ども部屋はクローゼットの代わりに、ガス管を使ったハンガーパイプでクールな仕上げに。

ビルダー情報

会社名 (有)土屋建設
代表者名
建築業許可番号 建設業許可/北海道知事許可 (般-20) 第025225号、建築士事務所登録/北海道知事登録(胆) 第886号
所在地 〒0520014 北海道伊達市舟岡町13-23
電話番号 0120-89-6355 FAX番号 0142-23-0248
営業時間 定休日
設立 資本金
業務内容 自然素材の注文住宅 設計・施工、リノベーション、店舗デザイン、注文家具のデザイン・制作、薪ストーブの販売・工事
取扱い工法 木造在来軸組工法
価格の目安
アフター保証 年2回無料定期点検、JIO瑕疵担保責任保険、地盤保証
取扱いエリア
取扱い坪単価 70万〜80万未満、80万以上 施工実績
ホームページ http://www.tsuchiyakensetsu.net
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