家族団らんの時間も楽しい、
ダウンリビングのある住まい。

　札幌の中心部からほど近い敷地に、念願の新居を完成させたばかりのSさんご家族。この場所はもともとご主人が生まれ育った場所で、築48年を経過した実家を建て替えたものだ。当初はリフォームも考えたが、基礎そのものが劣化のために使えないことが判明し新築に踏み切った。その代わり、子どもの頃から親しんだクリの木やサクランボの木を庭に残し、昔の思い出を今につないでいる。
　共働きのご夫婦にはどちらにも転勤があり、とくにご主人は２〜3年おきという慌ただしさだった。これまでは奥さまと3人のお子さんがいっしょに暮らし、ご主人は単身赴任というライフスタイル。この春からは奥さまの転勤も落ち着き、娘さんが中学に入学することもあり、そろそろ家族の拠点を定めようということに。幸い、ご主人も札幌近郊へ移動となり、家族みんなで住むことができるようになった。
　土地はある。さて、ビルダーはどうするか。住宅雑誌を参考にいろいろ検討した結果、ご夫婦が選んだのはアシスト企画だった。その理由のひとつに、空気の質を改善する「S.O.Dリキッド工法」がある。これは、天然素材だけでつくられた独自の水溶液を部屋中に散霧することで、有害物質を除去し生活臭も分解消臭するというもの。「下の子が喘息なのでシックハウス対策には敏感でした」と奥さま。さらに、専属大工による信頼の施工も決め手になったという。　……続きは誌面でどうぞ