住まいの提案、北海道。 vol.49 (P72〜)掲載情報

(株)橋本川島コーポレーション

家族がのびのび過ごせる中庭と
段差のあるフロアが楽しい建築家住宅。

 静かな住宅街にあってモダンなセンスが光る住まいは、一級建築士・武田剛さんが自ら設計した自邸だ。近隣に対し、高さによる圧迫感解消を兼ねて、車2台が駐車できる間口の広いガレージを手前に配置。その後ろには奥さまのリクエストだという中庭を設けている。完璧にプライバシーの守られた中庭は、ガレージ奥の開口部から出入りでき外部とも連動。内と外をつなぐ中間領域として、さまざまな楽しみをもたらすスペースとなっている。
 武田さんは札幌の設計事務所勤務を経て2010年に独立、お子さんが小学校へ入学するタイミングで自邸の建築を決めた。施工を依頼したHKハウスは、独立して初の住宅を手がけたときにお世話になった会社だという。「複雑で手間のかかる設計だったにも関わらず、こちらの意図をくんでいただき大変助けられました。建築家住宅を多数手がけているHKさんには全幅の信頼をおいています」。
 武田さんの設計事務所を併設したこの家は、モデルハウスとしても機能させるつもりで設計。敷地としてはキッカケの見つけにくい平らで矩形の場所に、プライバシーを確保しつつシンプルでありながらも如何に奥行きの感じられるスペースを作るか、奇抜さではない普遍性を手がかりに設計したのだそう。しかし、仕上げやディテールへのこだわりはさすがだ。収めの美しさや素材のセレクトなど、繊細な配慮が随所に行き渡り、ほかにはない上質な心地よさが空間全体を包んでいる。 ……続きは誌面でどうぞ

他の実例と「我が家マーク」

南西向きの明るい中庭。ガレージで外の視線を遮断でき、カーテンのいらない開放感を満喫。

中庭に面した直線階段も重要なインテリア。

中庭と一体化したリビング。2段上がるとダイニング、廊下側に3段上がった客室。テレビ壁の裏はカウンターデスクが。

段差を設けることでダイニングとリビングのさりげない切り替えが可能に。

キッチンの床を1段下げてカウンターとテーブルの高さをいっしょに。

玄関からリビングに向かう途中に客間がある。高い位置から中庭を望む特等席。

玄関からリビングに向かう途中に客間がある。高い位置から中庭を望む特等席。

白い壁と木のコントラストが美しい2階の階段まわり。ここにも中庭からの光が届く。

ビルダー情報

会社名 (株)橋本川島コーポレーション
代表者名 代表取締役社長 川島 崇則
建築業許可番号 建築業許可/北海道知事(特-24)上第00650号、宅建業許可/北海道知事上川(3)第1034号、一級建築士事務所/北海道知事登録(上)第581号
所在地 〒0700832 北海道旭川市旭町2条7丁目12番地90
電話番号 0166-55-0001 FAX番号 0166-55-1550
営業時間 定休日
設立 資本金 9200万円
業務内容 土木、建築、住宅、舗装工事の施工、測量、企画、設計及び監理、舗装材料の製造販売、不動産の売買、斡旋、賃貸及び管理
取扱い工法 木造在来工法、RC
価格の目安
アフター保証 主要構造部の10年保証(自社)、JIO(株)日本住宅保険検査機構、まもりすまい保険 住宅保証機構(株)、(株)住宅あんしん保証による瑕疵担保責任保険
取扱いエリア
取扱い坪単価 50万〜80万未満 施工実績
ホームページ http://hkhouse.jp
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