住まいの提案、北海道。 vol.46 (P34〜)掲載情報

(有)大元工務店

カラマツの外壁がシンボリックな
家族にあったかい木の住まい。

住まいの特徴を印象づける外壁は、カラマツの下見板張り。素朴であったかい雰囲気が、ご夫婦とかわいい3姉妹にぴったりだ。プランもデザインもほぼおまかせといいつつ、ひとつだけわがままを聞いてもらったと奥さま。「ホームページで見た木製の洗面台があまりにもすてきだったので、それだけリクエストしました」。住まいづくりはそこを起点にスタートする。

ローコスト住宅の場合、設備や建具は既製品でコストを抑えるケースが多い。しかし、そこは大元工務店「せっかくだから、つくっちゃいましょう」と、木製のオリジナルキッチンを手づくり。木の天板を配した幅の広い対面カウンターはリビング側にも収納があり、引き出しをたくさん設けた背後のカウンターとともに豊富な収納力を誇る。なんといっても木の質感が空間全体にやさしい表情を与え、家事や子育てに疲れたときもキッチンに立てば気持ちが穏やかになるのだという。建具も既製品を使う予定だったのが結局は手づくりし、味わいのある扉に。木製の洗面台への憧れは、次々と思いもよらぬ夢をかなえていった。

造作をふんだんに取り入れる一方で、コスト削減のための努力も行なわれた。木製部分のオイルフィニッシュを家族自身の手で、というものである。「窓枠や階段の踏み板、巾木、ドア、洗面台の塗装仕上げを主人と2日間かけてやりました。大変というより、楽しかったです。大工さんといっしょに、自分の家をつくっている実感がわいて」。住まいへの愛着が深まるのはもちろん、メンテナンスの方法も修得できるオーナー参加の住まいづくりは、コストを抑える以外にもメリットが大きいのである。

この施工例の我が家マーク

他の実例と「我が家マーク」

      左手に大容量のシュークロークを備えた玄関ホール。

リビングの天井は下地と梁をあらわしにして、木の香りあふれる空間に。

      上部から光が差す階段ホール。階段の脇から直接洗面所へ行ける。

階段を下りたところにワーキングコーナー。造作カウンターの下には、奥さま手づくりのベンチ兼収納ボックスが。

幼い3姉妹が共用する広々としたキッズルーム。将来的には3分割する予定。

      計画当初から「これだけは入れたい」と、木の天板にこだわった洗面台。

ビルダー情報

会社名 (有)大元工務店
代表者名 大元 敏和
建築業許可番号 建設業許可/北海道知事許可 (般-28)石第19436号、一級建築士事務所/北海道知事登録(石)第5307号
所在地 〒0060818 北海道札幌市手稲区前田8条11丁目3-15
電話番号 011-699-3038 FAX番号 011-699-3028
営業時間 定休日
設立 資本金
業務内容 注文住宅の設計、施工、管理、戸建、マンション、店舗、事務所のリフォーム等
取扱い工法 木造在来軸組工法、RC造
価格の目安
アフター保証 JIO 瑕疵担保責任保険、地盤保証(ハウスワランティー等)
取扱いエリア
取扱い坪単価 50万〜70万未満 施工実績
ホームページ http://www.o-moto.com
▲ページの先頭へ