すべての空間にゆとりが宿る、
共働き夫婦の心やすらぐ住まい。

　車2台分のガレージに、広々としたリビング、インテリアはシックでモダンなデザインがいい。そんな希望から生まれたマイホームは、住んでから丸3年の月日が経つ。余分なモノが一切なく、すっきりと美しく保たれた空間はまるで新築直後のようだ。
　ここで暮らすのは30代になったばかりのご夫婦。職場で知り合い、結婚から1年後にわが家を完成させた。新婚時代から「家がほしいね」と話し合い、夢を実現させたのは互いにまだ20代の頃だった。奥さまも同じ職場で仕事を続けており、この日はご主人が迎えてくれた。
　「敷地を含めてゆったりした家にしたかったので、土地探しからウイッシュホームさんにお願いしました。100坪以上となると札幌では予算的に厳しいので、北広島へ。このまちに来たことで、ガレージも居住スペースも大きくつくることができ、悠々と気持ちよく暮らしています」。
　吹き抜けのある玄関ホールの奥には坪庭が設けられており、疲れて帰宅したときにもやすらぎを与えてくれる。坪庭を視界に入れながら階段を上がると、吹き抜けの回廊に面したリビングだ。ご主人がいちばん好きな、くつろぎの場である。階段ホールの開放感をそのまま取り入れるべく、壁や扉はできるだけつくらず、オープンで広がりのある空間に。ご主人の笑顔がおおらかなのも、住まいの心地よさと無関係ではあるまい。