質感と健康、座る暮らしにこだわった自然素材の家。

　外壁に道南杉を惜しみなく使った三角屋根の素朴なたたずまい。住まいの西隣りは、紅葉や桜、欅の木が豊かな景観をつくる雑木林の公園だ。自然環境と呼応する木の家は、通りから眺めるだけでも心がなごんでくる。
　オーナーのMさんご夫婦は、ふたりのお子さんの育児まっ盛り。「子どもをのびのび育てたい」というのが、住まいづくりのきっかけだった。まずは土地探しにおよそ１年。ようやくめぐり会ったこの場所にひと目惚れし、すぐに購入を決めた。土地探しと並行しながらいろいろな住宅を見て歩き、三五工務店が展開する企画型住宅「talo・たろ」に惹きつけられた。無垢の木をふんだんに使った住空間、リビングの開放感たっぷりの吹き抜け、趣のある塗り壁など、自分たちが理想とする住まいにもっとも近いと感じたのだ。
　「木のぬくもりにあふれ、あらわしになった構造もしっかりしていて安心感を抱きました。できるだけ自然素材を使いたいという、僕たちの感性にぴったりの家だったんです」とご主人。