こだわりが息づく、スキップフロアの南欧風住宅。

海を眺める高台に建つN邸。
まるでリゾート地にいるような南欧風の住まいは、スキップフロアがつなぐ4層のフロアで
構成されています。自然光が射し込む1階LDKは、家族が仲良くくつろぐ団欒の場。
半階上に設けた書斎スペースは壁をR型にくりぬき、LDK全体が見渡せるようになっています。

そこから階段を上がるとインナーガレージの上部を活かした主寝室があり、さらに、その上部に子供部屋と屋根裏収納を配置。空間を縦横につなげることで、スペースの有効活用と家族のほどよい距離感を実現しています。
大胆な空間設計ですが、「実家もインナーガレージの上部に部屋を設けた間取りなので、
特別な感じはしないんです」と語る奥様。

実は、奥様の実家もN邸と同じく中嶋工務店が手がけたものだそう。
「築30年の和風住宅で、今ちょうど中嶋工務店でリフォームの真っ最中。
実家が和風だったので、洋風のかわいい家にしたかったんです」と微笑みます。

N邸はランニングコストに優れたヒートポンプ式の温水床暖房を全室に施しているのですが、こちらも「新築するなら絶対床暖房は必要」という実家のアドバイスを受けてのこと。
生後4ヶ月の赤ちゃんとご夫婦の毎日を、空気を汚さない床暖房と自然素材の空間がやさしく健やかに包み込んでいます。