自然と生きる 土と親しむ家

太陽光発電＆薪ストーブ
恩恵をくれる自然への感謝を形にした
環境負荷の少ない環境共生住宅


広大な田園に建つ自邸を背に家庭菜園を楽しむＴさん夫妻。安全な食材を求めて賃貸住宅の近くに借りた菜園のオーナーから土地を譲り受けたことで、より土と親しめる新居づくりに着手。環境に負担のない生活を望む夫妻のライフスタイルから、太陽光発電と暖房設備に薪ストーブが提案され、クリーンエネルギーによる暮らしが実現している。

県南の多雪地域にあるＴ邸の特徴は入り組んだ屋根形状。広い敷地を活かして様々な方向へ雪を落とすための勾配が、冬の利便性だけでなく建物の外観にも豊かな表情を与えている。広いインナーガレージは菜園からのアクセスが良く、農作物の保管にも最適。ガレージ内の勝手口からパントリーや浴室に直接アクセスできるなど、畑仕事をスムーズにする気配りが綿密だ。
室内へのドアを開けると田園に向けて開いた居室から、連続した窓計画で取り込んだ雄大な田と山並みのパノラマが楽しめる。「豊かな暮らし」その言葉が素直に心に浮かぶ、土地の持つ力を最大限に引き出した住まいだ。